sterEOS
sterEOSイメージングシステムは、ノーベル賞受賞理論を応用した整形外科用画像装置です。
立位(座位)状態での正面・側面からの同時全身撮影を行うことで、高精度なデータ(三次元画像も含む)を低線量で取得することが可能になりました。
右写真は撮影風景です。
撮影時間は20秒程度です。
立位(座位)状態での正面・側面からの同時全身撮影を行うことで、高精度なデータ(三次元画像も含む)を低線量で取得することが可能になりました。
右写真は撮影風景です。
撮影時間は20秒程度です。
sterEOS 3つの特長
1.正面・側面からの同時全身撮影
従来の撮影では、正面・側面を別々に撮影するため、二つの画像を同じ状態での評価は不可能であった。一度の撮影で、全身の撮影範囲をカバーすることは不可能であった。
2.高精度なデータ
従来の撮影では、存在していた拡大等による画像のボケが無くなりました。
3.低線量
特殊な検出器(放射線を読み取る機械、上図では ■ 部分)を使用することなどで、従来の撮影(CR)と比較して、大幅な放射線量の減少が可能となりました。
MDCT
MDCTは、80列の2台体制です。
MDCTの臨床例
頭部
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くも膜下出血の要因となる脳動脈瘤の評価
脳梗塞の要因となる脳血流の評価 |
頚部
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頚動脈の狭窄等の血管性病変の評価
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胸部
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発見が困難であった微小な腫瘍の描出
心臓周囲の病変の描出能向上 |
腹部
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肝臓・膵臓・胆道系の腫瘍の描出能向上
腹部の微小な血管影を描出 |
心臓
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心筋梗塞の要因となる、冠状動脈狭窄の評価
カテーテル検査でしかわからなかった血管性病変の評価 |
当院のMDCTの特徴
- 高速撮影による短時間検査(わずか数秒)が可能。
- 体内の微細な構造物を描出。
- 血管造影に匹敵する、微小血管を描出。
- 体格により自動的にX線量をコントロール。
- 被曝問題に対する低減機能を装備。
- 三次元データの取得により、手術時のシミュレーションが可能。
- 開口径が大きく圧迫感がありません。閉所が苦手な方も安心して検査が可能です。
- 寝台幅が広く体が大きな方でもゆったりと検査を受けることができます。
- 寝台が低い所まで下がる等、高齢者や小児に優しい設計です。
1.5テスラMRI装置
心臓撮影も可能な、患者さんにやさしい1.5テスラMRI装置。
1.5テスラMRIの臨床例
頭部
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拡散強調画像にて急性期脳梗塞の診断
頭部の末梢血管の描出 |
脊椎
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椎間板ヘルニアや変形など、頸椎から腰椎まで広範囲の検査
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胸部
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肝臓、腎臓等の腫瘍の描出能向上
微小な胆石の描出 |
心臓
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心筋や弁の動きの描出
冠動脈(コロナリー)の描出 |
四肢
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下肢静脈瘤の描出
広範囲の下肢血管の描出 |
心臓の冠状動脈動
心臓の動画撮影
腹部血管画像(造影なし)
全脊椎
下肢血管画像(造影なし)
当院の1.5テスラMRIの特徴
- 非造影での血管撮影ができます。(心臓、脳、腎臓、下肢、大動脈など)
- 撮影時間の最適化に努めています。
- 全脊椎の広い範囲を撮影できます。
- 撮影音を低減するピアニシモ機構により、検査時の不快な音を極力抑えました。
- ガントリの筒が従来の2.4mから1.5mと大幅に短くなり、閉塞感が少なく、安心して検査を受けていただけます。