循環器センター

当院は、名古屋市中区に位置し、名古屋市中西部(中村区・中区・西区・北区・東区)の二次救急病院として診療を行っています。2000年の新築移転と同時に、循環器内科と胸部心臓血管外科を統合して循環器センターを開設しました。従来それぞれに分かれていた病床を集約し、内科と外科が有機的に統合することによって、きめ細かい医療を提供するとともに、24時間365日循環器科・胸部心臓血管外科医師が待機する体制で救急対応を行っています。

循環器センターの特色

循環器センターでは、「胸が痛い」・「呼吸が苦しい」・「冷汗を伴う血圧低下がある」など、重篤な循環器疾患が疑われて、患者さんから名古屋市救急指令センターに119番の第一報が入った後に、すぐ当院への収容依頼の問い合わせをいただいております。直ちに当番医は、疾患の重症度に関わらず、最悪の病態を想定して循環器センター医師を招集し、待機できる体制となっています。このため、三次救急に匹敵する「循環器救急センター」としての診療を担っており、虚血性心疾患(急性心筋梗塞や狭心症)・心不全・不整脈・肺塞栓症・急性大動脈解離などのあらゆる救急循環器疾患に対応可能となっています。緊急手術が必要な重症狭心症や、重症解離性大動脈瘤といった救命が難しい疾患も、循環器科と胸部心臓血管外科が密に連携しているため24時間体制で対応しています。
また、夜間の息切れや動悸、下肢のむくみといった比較的軽度の不整脈や心不全などの症状に対しても、昼間・夜間を問わず、一般外来と救急外来にて対応しています。心臓や血管の病気が気になった時に、また心配な時に、早めの受診が可能です。治療が必要な場合のみならず、疾患の経過を見る必要がある場合も循環器センターにて随時入院加療としています。
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