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名古屋市中区三の丸1丁目3番1号 052-201-5311

薬剤部

薬剤部の特長

薬剤部では、名城病院の理念である「より良い医療をより安全に提供する」をもとに医薬品の適正使用の推進、医療安全の確保を第一に薬剤に関する業務全般を行っています。 調剤室、製剤室、注射室、医薬情報室、臨床薬剤室(病棟業務)の各部門が専門性の高い業務を担当するとともに、相互の協力により薬剤師全員が全ての業務に精通できるような体制を組んで効率化とレベルアップを目指しています。

主な業務

調剤室

患者さんに処方された薬剤が適正であることを確認し、ヒューマンエラー対策を行った上で正確な調剤を行います。薬剤部門システムによる処方鑑査により、相互作用などもチェックします。

服薬相談室

お薬の受け渡し窓口に併設され、プライバシーに配慮した服薬の相談・指導を行っています。とくに吸入薬の使用方法は、時間をかけてやさしい説明を心がけています。

無菌室

無菌的に調製することが必要な注射薬の混合を行っています。
全病棟の中心静脈からの栄養輸液(高カロリー輸液)の調製をクリーンベンチ内で無菌操作により行います。

抗がん剤調製室

入院・外来での化学療法施行のため、抗がん剤の投与量をチェックした後、安全キャビネット内で無菌的に調製しています。
外来化学療法室のスタッフと連携を密にして、安全な抗がん剤治療をサポートします。

注射室

注射薬の在庫・品質管理、供給及び注射薬の調剤を行っています。コンピュータシステムにより、医薬品の購入や供給、在庫管理などの業務も担当します。

医薬情報室

薬に関する情報の収集、管理及び提供を行っています。
薬事委員会の事務局や、治験・臨床試験に関する委員会への情報提供やその評価も担当しています。

臨床薬剤室(病棟薬剤業務)

入院患者さんまたはそのご家族に対してお薬の効果、副作用、服用上の注意点等の説明をしています。
医師・看護師と連携して、患者さんが、より良い医療をより安全に受けられるよう支援しています。

チーム医療への参画

感染制御(ICT)、栄養サポート(NST)、がん化学療法などのチームにおいても薬剤師の役割を果たすことが出来るよう業務に取り組んでいます。

院外処方せんについて

当院では、医薬分業を推進する為、「院外処方せん」を発行しております。

院外処方せんとは

当院の医師が処方した薬を院外の「保険薬局」で調剤していただく為にお渡しする処方箋のことです。この院外処方箋を、希望される院外の「保険薬局」へお持ちください。院外処方せんは原則として発行日を含め4日間有効です。(土曜・日曜・祝日も含みます。)

院外処方せんとは

保険にて調剤できる薬局のことで「保険薬局」「処方せん受付」「保険調剤」等と表示してあります。薬局は自由に選ぶことができます。よき相談相手になってもらえる、いつも利用する「かかりつけ薬局」をもつことをおすすめします。
当院には、ファックスコーナーが準備してあります。ご自身が選んだ保険薬局へ予め処方せんのファックスを送りますと、保険薬局での待ち時間が短縮できるでしょう。
保険薬局の所在地がご不明な方のために愛知県薬剤師会に登録してある地域ごとの保険薬局一覧表や名簿も配置してあります。
院外処方せん、保険薬局などご不明な点がありましたら気軽にお尋ねください。

院外処方せんにおける問い合わせ簡素化プロトコル

院外処方における問い合わせ簡素化プロトコルの運用

調剤上の典型的な変更に伴う問い合わせを減らし、患者への薬学的ケアの充実および処方医師の負担軽減を図る目的で「院外処方せんにおける問い合わせ簡素化プロトコル」を運用しております。趣旨をご理解の上、ご協力をお願いします。
本取り組みへの参画をご希望される応需薬局は、薬剤部までメールにてご連絡ください。
また、ご質問等ありましたらメールでご連絡ください。
Mail:yakuzai@meijohosp.com

後発医薬品変更調剤等に係るFAX報告の取り扱いについて

これまでは、処方せんを応需された保険薬局より後発医薬品の変更調剤についてのFAX報告をいただいておりましたが、このたび、202241日より厚生労働省通知①「処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について(平成2435日保医発030512号)」及び②「疑義解釈資料の送付について:その2、問43(平成24420日事務連絡)」を参考に、以下へ対応を変更することといたしました。

ご協力お願いします。

今後の対応について

「保険薬局」からの報告は不要とします。
※必ず「保険薬局」にてお薬手帳の発行を行って頂き、医療機関へお薬手帳を持参するよう指導をお願いします。

トレーシングレポート(薬剤情報提供書)について

トレーシングレポートとは

患者さんから聞き取ったアドヒアランス、残薬、複数病院受診、OTCや健康食品の服用など、「即時性の低い情報」について処方医師へ情報をフィードバックするレポートです。

目的

保険薬局で「即時性は低いものの処方医師へ情報提供したほうが望ましい」と判断された内容を薬剤部で集約し、医師への情報伝達を行い情報の共有化を図ります。

流れ

保険薬局よりFAX送信
薬剤部で情報を集約
カルテに載せ、処方医にフィードバック

利用方法

下記より、トレーシングレポート(薬剤情報提供書)をダウンロードし、必要事項を記入後、FAXにて当院まで送信してください。なお、様式は当院の様式でなくてもかまいません。受信したFAXはカルテに載せることで処方医に情報をフィードバックします。

注意事項

服薬情報提供書(トレーシングレポート)は、疑義照会ではありません。
疑義照会は、今まで通り電話での問い合わせをお願いします。
「問い合わせ簡素化プロトコル」に基づく処方変更の報告はこちらのトレーシングレポートをご使用ください。

【製薬企業の方へ】 MONITARO-Liteについて

当院薬剤部の担当者との連絡およびアポイント申請につきまして、令和3年12月より「MONITARO-Lite」を運用しております。登録をお願いします。
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