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名古屋市中区三の丸1丁目3番1号 052-201-5311

呼吸器内科

外来診療予定表

午後の専門外来は完全予約制となります。(予約受付時間 平日14:00~16:00)
予約および予約に関するお問い合わせは、内科外来受付までお願いします。
電話:052-201-5311(代表)

午前の部

新患
池田
横山
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馬嶋
横山
再来予約
-
馬嶋
池田
手柴

午後の部

専門外来
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馬嶋
【禁煙】
【喘息/COPD】
14:00-15:30

診療科のご案内

呼吸器内科は、内科診療領域のうち呼吸器疾患の患者さんの診断と治療を行なっています。呼吸器疾患における世界共通の標準的治療を行なってゆくことを基本方針とし、患者さん中心の診療体系を組み、個々の患者さんに応じた質の高い医療を提供できるように心がけています。また、名古屋大学呼吸器内科グループの一員として、肺癌やCOPDなどの呼吸器疾患領域における臨床研究に取り組み、学会活動なども行っています。さらに高齢化社会に適応した、在宅療養や地域医療連携を行い患者さんへの治療のみならず、生活の質の向上をサポートする取組を行っています。

診療科の特色

当科での診療を対象とする疾患は、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、肺炎、抗酸菌感染症、真菌感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、気胸、胸膜炎、慢性呼吸不全急性増悪、急性呼吸不全など呼吸器疾患全般です。
咳、痰や呼吸困難等の症状がある方、呼吸器の検査で異常を指摘された等でご心配な方は、ぜひ当科を受診してください。

肺癌

肺癌の治療成績は年々進歩し、治療薬は多岐にわたり遺伝子検査などに基づいた個別化医療の時代となってきています。内科的な治療の主体は化学療法となりますが、最先端の情報より、各患者さんに応じた最適な治療を提供します。また薬剤師による服薬指導も行い、治療内容を十分に理解していただきます。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDを早期に発見し、早期に治療することが非常に重要です。診断には肺機能検査が必要となりますので、慢性的に咳や痰が続く場合には、当科で専門的検査をお勧めします。当院は愛知県COPDネットワーク(AC.net)登録施設で、COPD地域連携パスの導入を行い、スムーズな診療を心がけています。また治療の基本は吸入薬なので、吸入手技に精通した薬剤師による吸入指導を行っています。

気管支喘息、慢性咳嗽(がいそう)

喘息のガイドラインを遵守した適切な治療を行っています。喘息日記やピークフローメーターという器具を利用した自己管理、また、現在主流となっている吸入薬の適切な使用方法について吸入指導を行い、発作の予防や発作時の早期対応に努めております。難治性喘息の患者さんにも積極的に生物製剤を導入し、症状の緩和や入院の予防を推進しています。更に、慢性的に咳にお困りの患者さんへ適切な検査や治療を提案しています。

肺炎、誤嚥性肺炎

現在、肺炎は日本人の死亡率の第5位と位置付けられている重要な病気です。名古屋大学と肺炎の共同研究を行い、最新のデーターを元に診療を心がけています。高齢の方は嚥下機能の低下に伴い、肺炎のリスクが高いと考えられております。当科では、嚥下機能の評価やワクチン等による肺炎の予防にも力を入れております。

間質性肺炎などびまん性肺疾患

間質性肺炎は進行する呼吸困難感や咳を生じ、急激に悪化すると致命的になることもある疾患です。病気への一般認知は乏しいことが多く、地域医療機関と共同で早期発見に取り組み、適切な検査や治療を行っています。具体的には高分解能CT、気管支鏡検査を行い、ステロイド、免疫抑制剤、線維化抑制剤などを選択しています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

SASが疑われる患者さんには、簡易睡眠ポリグラフを外来で実施し、適応があれば持続陽圧呼吸器(CPAP)を導入します。

慢性呼吸不全  在宅酸素療法、在宅NPPV療法

呼吸リハビリを行う理学療法士や病棟スタッフと一緒に酸素療法についての学習をしていただきます。必要があれば在宅NPPVの導入、管理も行います。その後外来でも不安なく日々を過ごしていただくための仕組みづくりをチーム全体で工夫しています。

担当医師紹介

呼吸器内科副部長
馬嶋 俊(まじま すぐる)2007年卒
  • 専門領域
    呼吸器疾患・アレルギー疾患・難病指定
  • 所属学会など
 医学博士、日本内科学会認定医、日本総合内科専門医
 日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会専門医
 日本アレルギー学会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
呼吸器内科医長
池田 由香里(いけだ ゆかり)2010年卒
  • 専門領域
    呼吸器疾患
呼吸器内科医師
横山 佑衣子(よこやま ゆいこ)2014年卒
  • 所属学会など
 日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医、日本肺癌学会
 日本呼吸器内視鏡学会
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