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名古屋市中区三の丸1丁目3番1号 052-201-5311

脳神経外科

外来診療予定表

午前の部

村岡
鈴木(芽)
飯沼 奥村
永田
梶田

午後の部

診療科のご案内

脳神経外科が診療させていただくのは、脳腫瘍、脳卒中(クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞)、頭部外傷、顔面けいれん、三叉神経痛といった機能的疾患などに対する外科的・手術治療が中心ですが、内科的治療(薬物、点滴治療、リハビリテーション)も担当します。胸部、腹部の疾患と異なり、脳の病気は専門医の診断が必要で、見逃されると手遅れになったり、後遺症となる事もあるので早急の診断が求められます。脳外科では「検査して後日再診して結果報告」というパターンでなく、その日のうちに診断するよう努めています。
脳ドックの中心検査でもあるMRI検査Iでは、『過去から現在までに 脳内に発生した歴史』が見えるとともに、MRAでは『動脈瘤や血管の狭窄など、これから発生しうる脳卒中などの病気の予測』ができることがあります。若くして脳卒中で急死する方を防ぐためには、どなたでも、一度はMRA検査を受けるべきと考えます。
また近年は、病院の外来も時間設定された予約制となっていますが、脳疾患では症状によっては、予約時間外でも対応いたしますので日中の時間内は脳外科外来に、それ以外は救急外来にお尋ねください。

診療科の特色

太さが、たった1ミリの血管を縫い繋ぐテクニックを持ってるのは、脳外科医だけです(マイクロサージェリー)。さらに、脳の手術ではコンピューターで精度を高める機器(ナビゲーション)、内視鏡、血管内カテーテル治療なども発展。脳外科手術のほとんどは当院で可能ですが、特殊治療は、他院の専門医に依頼します(名古屋大学・脳外科関連病院)。当院には日本で数百名のみの「脳卒中外科学会の技術指導医」が勤務し、手術顕微鏡下の手術を担当。

★一般に外科手術の麻酔では、心電図、血圧、酸素濃度など心臓と肺のモニターしか行われず、胸・腹部の手術後に脳梗塞になっていたという事例もあり。脳外科では、術中に脳波、聴性脳幹反応などの脳神経系のモニタリング(監視)を重視しています。

顔面けいれんに対しては、ボツリヌス療法も行っていますが、これで満足が得られない方には 根治的な手術治療も実施しています。

2021年からの手術実績

①開頭/脳動脈瘤クリッピング 15例  平均手術時間 2時間49分(2:19〜4:30)

②頸部内頸動脈狭窄/内膜剥離CEA 15例 平均手術時間 2時間43分(1:50〜3:05)

③三叉神経、顔面けいれん 血管減圧術 5例 平均手術時間 2時間26分(2:00〜2:47)

④脳腫瘍摘出術   10例      手術時間 2〜7時間




脳の病気の怖さと脳神経外科医の仕事


担当医師紹介

脳神経外科医師(非常勤)
梶田 泰一(かじた やすかず)
脳神経外科医師(非常勤)
永田 雄一(ながた ゆういち)
脳神経外科医師(非常勤)
村岡 真輔(村岡 しんすけ)
脳神経外科医師(非常勤)
鈴木 芽(すずき めぐむ)
脳神経外科医師(非常勤)
飯沼 千博(いいぬま ちひろ)
脳神経外科医師(非常勤)
奥村 衣里子(おくむら えりこ)
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